肥前浜駅は昭和五年に完成、昭和九年には長崎本線が全線つながり、祐徳稲荷神社の最寄り駅として賑わいをみせていました。
国鉄から㈱JRへと変わり無人駅となり、しばらくは宅急便の事務所が置かれていましたが、後に宅急便の撤退に伴い完全無人化となり荒れ放題に。
町の顔である駅の状態を憂い、地域の各種団体で活用を検討していた頃、国の補助制度で鹿島市が観光戦略室を設置、その後肥前浜宿水とまちなみの会が管理し情報の発信収集、観光案内等を行うことになりました。
駅舎の完成は観光列車誘致へと繋がり、ローカル駅の活性化モデルとなっています。