富久千代酒造別邸(旧不動寺家)

この建物は「富久屋旅館」を廃業後、民家となっていました。
現在は富久千代酒造が所有し、平成31年伝建地区内の火災により大きく焼損しましたが、重伝建の建物として令和2年度に復原修理を行うことができました。
今後も新たな活用が検討されています。

御宿富久千代(旧水頭家)

1780年代の建物で、明治時代から戦前まで「水頭碧酒造」として営まれ、その後民家として茅葺からトタンや瓦葺に改修されていました。
経年劣化により廃墟となっていましたが、富久千代酒造のオーベルジュとして復原修理され、地域最大の茅葺の姿を取り戻し生まれ変わりました。

水頭家

修理事業により復原された水頭家は、以前は呉竹酒造(水頭家)の分家で酒造業を営んでいました。
その後、民家として使用され、明治期ごろに2階建にするなど大きな改造がなされました。
肥前浜宿の特徴的な外観を良く残す白漆喰壁の町家で、戸袋の白漆喰の鏝絵は見事です。

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